

「カーボンニュートラル」――ニュースでよく聞く言葉ですが、「企業や国の話でしょ」と思っていませんか?
でも実は、家庭の電気、ガス、クルマの使い方など、私たちの暮らしこそがカーボンニュートラルのカギを握っているのです。
では、そもそも「カーボンニュートラル」とは何か、そして家庭でできる“最初の一歩”とは?
カーボンニュートラルって何?
「カーボン(CO₂)」=二酸化炭素、「ニュートラル」=中立。
つまり、「出す分と、減らす分をプラスマイナスゼロにすること」です。
私たちは電気を使い、クルマに乗り、暖房を使うことで日々CO₂を排出しています。
一方で、CO₂を使って光合成をする木を植えたり、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを使ったり、省エネを心がけたりすることで、その排出を“相殺”することができます。これが「カーボンニュートラル」です。

実は大きい!家庭からのCO₂排出量
日本国内のCO₂排出のうち、家庭部門は約15%を占めています。
内訳はおおよそ以下の通り:
- 電気の使用(照明、家電):約40%
- 暖房・給湯(ガス・灯油など):約30%
- 自動車の使用(ガソリン):約20%
- その他(調理、冷房など):約10%
つまり、家庭の使い方次第でCO₂削減に直結するわけです。
今日からできる!カーボンニュートラル“はじめの5歩”
1. 電気を「見える化」して使いすぎをチェック
スマートメーターや家庭用エネルギーモニターで“気づく”だけで節電効果がアップ!
(トドック電力では「トドでんAi」というサービスを無料提供しております。)
2. 再生可能エネルギーの電力に切り替える
グリーン電力プランなど、CO₂排出の少ない電気を選べる時代です。
(トドック電力では、CO₂排出量ゼロの地球にやさしいでんき、「再生可能エネルギー100%メニュー」もございます。)
3. エコ家電に買い替える
最新の冷蔵庫やエアコンは、10年前の製品に比べて電力使用量が半分以下になることも。
4. 移動手段を見直す
週末の買い物は徒歩や自転車に。車を使わない日をつくるだけでも効果あり。
5. 「家庭の断熱」で冷暖房効率アップ
窓に断熱シートを貼る、カーテンを厚手にするだけでも、冷暖房エネルギーがぐっと減らせます。
小さな行動が、未来を変える

カーボンニュートラルは、大企業や政府の施策だけで実現できるものではありません。
一人ひとりの“暮らし方の選択”が積み重なって、社会全体を変えていくのです。
「エコ電球に替える」「エアコンを1℃上げる」――それだけで、未来は少し明るくなります。
まずは、自分の家から。できることから、今日から。
あなたの小さな一歩が、カーボンニュートラル社会への大きな一歩になるかもしれません。