SPECIAL もっとわかる、エネルギーのこと

#スイッチなひと

毎日使うでんきだから
「原材料」が知りたい

#001 相馬 吟子(そうま うたこ)さん

札幌市厚別区在住。夫、長男(24歳)、次男(21歳)の4人家族。2016年7月にトドック電力のFIT電気メニューに切り替えた。ご自身のくらしや趣味で撮影した山野草、ご家族の闘病生活などをつづったブログ「やさしいまなざし(http://vanilla2984.blog26.fc2.com/)」を発信中。

コープのでんきにスイッチする理由は人それぞれ。相馬吟子さんは「食品表示を見て食べものを選ぶようにでんきも自分が納得できるものを選びたかった」といいます。

相馬さんは2016年6月の電 力サービス開始直後にトドック電力 の「FIT電気」へ切り替えたそうで すが、どうしてですか?

たとえば食品を買うときに「どこでとれたものだろう?」「原材料に遺伝子組み換え食品は使っていないかな?」といったことが気になりますよね。私たちは裏面の表示などを見て、自分が納得する食べものを選ぶことができます。同じように、でんきも納得したものを選びたいと思っていました。

エネルギーに興味を持ったのは東日本大震災がきっかけです。チェルノブイリ原発の場合もそうですが、一度事故が起きてしまうと周辺の人びとは日常生活を奪われ、その場所に住めなくなったり、動植物の生態系にも影響が出てしまいます。誰も犠牲にならず、地球にもやさしいでんきで生活したいと思っていたときに、コープさっぽろが電力事業を始め、再生可能エネルギーを利用した「FIT電気メニュー」があることを知って切り替えました。

トドック電力に切り替えてみて、 いかがでしょうか?

自分が納得したものを使って暮らせることが喜ばしかったですし、特に再エネ100%になってからは「原発や枯渇燃料に頼った電力じゃないんだ」と思うとうれしかったですね。

切り替えたからといって自分の家だけ停電になることもありませんし、今回の地震後の停電でも、復旧のタイミングは周りのお宅と一緒でした。再エネ100%の「FIT電気」に切り替えても、これまでと使用感は変わりませんし、料金もほくでんより少し安く設定されているので、お友だちにもぜひ勧めたいですね。

窓際に吊すだけで手軽に充電ができる太陽光パネル。携帯電話程度の充電なら十分だといいます

相馬さんは7月に行われたJEN 昆布盛ウインドファーム(根室市)の見 学ツアーにも参加されましたね。

はい。自分が使うでんきの「成分」を知ったことで、もう一歩踏み込んで、でんきの「産地」に行き、「生産者」に会って、どうやってでんきが生み出されるのかを見たいと思い、ツアーに参加しました。

現地の方から説明を受け、質問にも答えていただき、風力発電のことを深く知ることができました。トドック電力の方の話を聞くこともできて貴重な機会となりました。

組合員歴30年になりますが、これまでコープさっぽろのイベントに参加することはありませんでした。今回初めてイベントに参加し、ほかの組合員さんと交流することができて感謝しています。

食品と同じようにでんきも「見える化」したいと思い、FIT電気の成分表示を手作りして飾っています
コープさっぽろ主催の「昆布盛ウインドファーム見学ツアー」に参加しました
「風車に野鳥がぶつかることはありませんか?」。 質問の一つひとつに丁寧に答えてくれました

みらいのためにアクション!
コープのでんきにスイッチした人へのインタビューです。

スイッチなひと

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カネシメ髙橋水産株式会社

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札幌新陽高等学校 校長 荒井 優さん

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所長・佐藤 優さん